JA:Tag:natural=volcano
| 説明 |
|---|
| 火山・火口。火山性物質が噴出する地表に空いた穴です。 |
| OSM Cartoでのレンダリング |
| グループ: 自然 |
| 適用できる要素 |
| よく併用されるタグ |
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| 関連項目 |
| 状態:承認 |
| ツール |
火山・火口は、火山性物質が噴出する地表に空いた穴です。どの火山にも山頂の火口に噴火口があります。火山によっては複数の火口、亀裂、噴気孔があります。
マッピング方法
ノード
として natural= を追加します。できるだけ主火口やカルデラの中央に配置してください。
ノードに対して name=* で火山の名称を記述します。
任意で以下のような情報を加できます。
status=active(活火山),status=dormant(休火山),status=extinct(死火山) - おそらくvolcano:status=*のほうがよい
- 活火山、休火山、死火山の分類は、主観的なもので、正確とは言えません。噴火、地震活動、隆起などにより活動中と考えられるものは活火山と呼ばれます。火山活動が見られないが、歴史に噴火が記録されているものは、休火山と呼ばれます。しかし、千年から数千年の歴史が記録されているヨーロッパ、中東などの地域と、数百年の記録しかない北米を同等に比較することはできないので、この定義は曖昧で、科学的には認められていません。
- (注: 「status」キーは多くの地物によく使われる属性です。単一の OSM 要素に複数の地物を設定することが難しくなるため、一般的には避けるべきです。代わりに
volcano:status=*を使うことを推奨します。)
- (注: 「status」キーは多くの地物によく使われる属性です。単一の OSM 要素に複数の地物を設定することが難しくなるため、一般的には避けるべきです。代わりに
type=stratovolcano(成層火山),type=shield(盾状火山),type=scoria(鐘状火山) - おそらくvolcano:type=*のほうがよい
- これらは主要な3種類の火山を分類するものです。詳しくは次の資料を参照してください。
http://www.geology.sdsu.edu/how_volcanoes_work/Volcano_types.html (英語) http://hakone.eri.u-tokyo.ac.jp/kazan/Question/topic/topic10.html (日本語)
- (注: typeは経緯上、リレーションに予約されている属性ですので、他の場合には避けるべきです。代わりに
volcano:type=*を使うことを推奨します。)
- (注: typeは経緯上、リレーションに予約されている属性ですので、他の場合には避けるべきです。代わりに
ele=*
- 火山の標高を示します。頂上にこのタグを付け、メートル単位で数値を値として入れてください。
natural=peak との関連
多くの火山は山であり、多くの地図では natural= と natural=peak が同じようにレンダリングされていますが、主火口の場所は通常、最高地点とは一致しませんので、 natural= は山頂を示す必要はありません。
火口の縁
火口の縁は次のようにタグ付けしてください。
- 火口の形状によって
natural=cliffまたはnatural=ridgeに加えて geological=volcanic_caldera_rimで火口かカルデラかを示します
natural=crater は火口や爆発のクレーターの縁、エリア、爆心地に使われていますが、定義されていないので、定義が行われるまでは利用に議論が残ります。
例
natural=volcano name=Anak Krakatau alt_name=Krakatoa type=stratovolcano status=active ele=200
関連タグ
natural=sinkhole- 承認済みnatural=crater- 爆発跡や火口の縁の両方に使いますが、厳密に定義されていないようです- geological=volcanic* - 火山に関する様々な値の提案
historic=bomb_crater- 文書化されていませんhistoric=meteor_crater- 文書化されていませんnatural=caldera- 文書化されていませんcrater=*- 文書化されていません
関連項目
- 承認された提案
- 火山についての追加地物の提案
- Volcano(Wikipedia)