JA:Tag:tunnel=building_passage
| 説明 |
|---|
| 建物を通り抜けるが、建物そのものの内部ではない、トンネル状の通路です。 |
| グループ: 配置 |
| 適用できる要素 |
| よく併用されるタグ |
| 状態:承認 |
| ツール |
tunnel= (建物貫通路)という属性は、建物を通り抜け、両側に壁がある通路に用います。1階以外にあることは稀です。
建物貫通路はトンネルであり、建物内部の通路ではありません。
マッピング方法
- 入口と出口で、建物とウェイが同じノードを共用するようにしてください。
- ウェイは入口と出口のノードで分割し、建物で覆われている部分のみを
tunnel=とタグ付けしてください。 - 複数のトンネルが異なるレベルで通過している場合を除いて、 layer は建物と同じでなければなりません。そのため、建物に layer タグがない場合は、ウェイにも付けるべきではありません。
tunnel=にcovered=yesを追加する必要はありません。すべての建物貫通路が覆われているとみなされ、タグを追加することに追加の意味はありません。
使用するべきではない場合
建物を通り抜けているトンネル状の通路であって、建物内部を通る通路ではありません(写真の例を参照してください)。トンネルの両側の壁(そして天井)は建物の外壁だと考えられ、そこに建物内部への入口があることもあります。
建物内部を通るウェイ(屋内のマッピング)には、highway=corridorか、highway=* + indoor=yesを使うことができます。
多くのガソリンスタンド(amenity=fuel)では、屋根(building=roof)の下に給油機がありますが壁はありません。この屋根の下を通る通路は建物貫通路ではありません。そのかわり、通路にcovered=yesをタグ付けし、屋根には通路より上にあることを示すためlayer=*をタグ付けしてください。
また建物以外の何かを通り抜けるウェイについてのものではありません。
例
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Wullersdorf Pfarrhof Durchfahrt -
Richard-Matthäi-Haus (Hamburg) -
OSM2Worldによる3Dモデル -
阪神高速池田線のランプが貫通しているゲートタワービル(大阪)