JA:Tag:amenity=school
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| 説明 |
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| 初等・中等教育の学校(生徒はおよそ6から18歳) |
| OSM Cartoでのレンダリング |
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| OSM Cartoでのレンダリング |
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| グループ: 教育 |
| 適用できる要素 |
| 含まれる意味 |
| よく併用されるタグ |
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| 関連項目 |
| 状態:承認 |
| ツール |
amenity= はおおよそ6~18歳の子どもが教師の監督下で教わる場所を識別するために使います。これにはISCEDによると:
- 初等教育学校(ISCED 1,
isced:level=1) - 中等教育学校(ISCED 2 & 3,
isced:level=2;3)
を含みます。(日本では、小学校、中学校、高等学校、義務教育学校、中等教育学校が相当します) それ以外の教育機関については、
amenity=kindergarten(ISCED 0)(日本では幼稚園、保育園が相当)amenity=college,amenity=university(ISCED 5-8)(日本では専門学校、短期大学、大学、大学院などが相当)amenity=training(自動車教習所やダンススクールなど)- その他の教育施設
を参照してください。
学校の敷地については、landuse=educationを参照してください。
マッピング方法
学校についてはいくつか標準的な状況があります。個々の学校は1回だけマッピングすべきで、複数回マッピングしないでください。
関連する情報は以下のタグで追加することができます:
operator=*- 運営者の名称。ふつうは地域の教育当局です。operator:type=*– 運営者の種別。たとえば community / religious / private / government- 住所やその他の連絡先
capacity=*, 学校が受入可能な生徒の最大数grades=*– 学校が提供する教育段階。isced:level=*と組み合わせて使うことができます。min_age=*とmax_age=*で通学する子供の年齢範囲を示します。fee=yes学校が主要サービスにおいて料金を直接徴収する場合に使います。religion=*学校が特定の宗教に関連付けられている場合(denomination=*も)school:gender=*通学できる子供の性別を示します。language:*=*またはschool:language=*でその学校の主要言語を示します。ref=*, 学校に参照番号が付けられている場合phone=*,email=*,website=*などの連絡先wikipedia=*またはwikidata=*学校のウィキペディア記事やWikidata項目がある場合pedagogy=*学校が特定の教授哲学(たとえばシュタイナー教育やモンテッソーリ教育)を採用している場合
1つの敷地に単一の学校
1つの敷地に1つの学校がある場合には、その敷地境界をエリア
で描くか、もし急いでいる(あるいは敷地境界の情報が得られず航空写真からも判別できない)場合には敷地中心にノード
を置きます。エリア
を使った場合には、さらにlanduse=educationもタグ付けできますが、必須ではありません。
1つの敷地に複数の学校
1つ以上の学校が敷地を共有している場合には次の方法を使います。これは学校とその他のamenity=*が敷地を共有している場合にも適用できます。
- 共有されている敷地(キャンパス)の外側境界をエリア
で描き、landuse=educationでタグ付けします。この領域に独自の名称があれば、それもタグ付けします。 - 個々の学校やその他のアメニティについては、エリア内の適切な位置にノード
を置くか、もし敷地内に専用の建物があればその輪郭
を描いてアメニティタグを付けます。学校1つにつきOSM要素は1つだけであることを確認してください。学校についての詳細を、それぞれのアメニティに追加します。

複数の敷地からなる学校
1つの学校の敷地が不連続になっている場合は、キャンパスの全ての部分を含むマルチポリゴンリレーションで表現するべきです。キャンパスの一部が何らかの理由で点でしか表現できない場合は、マルチポリゴンは使えませんが、代わりにサイトリレーションが使われていることがあります[1]。いずれにしても、リレーションに対してamenity=やその他のタグを使うことを確認してください。
同じ組織が運営する複数のキャンパスは、別々のamenity=エリアとすべきです。キャンパス間の関係をリレーションで表現するのではなく、それぞれのキャンパスで同じoperator=*, brand=*, owner=*タグを使ってください。
建物内の部屋
また以下も参照してください。
- Simple_Indoor_Tagging - 屋内のエリアのモデリング法
- Simple_3D_Buildings - 3Dでの建物
学校の分類
初等教育と中等教育の学校をamenity=1種よりも細かく、しかしgrades=*, min_age=*, max_age=*でできるよりもばらばらに区別する地域も多くあります。こうした学校の分類を行うやり方がいくつかあります:
school=*– 年齢や専門性によるその場限りのキーワードschool:type=*– 予算や運営モデルについてのイギリスにおける用語isced:level=*– 国家の教育プログラムに基づいて国際的に統計を標準化するための数値スケール
キャンパスの詳細
学校のキャンパスを描く時には詳細情報を追加することができます。
building=school校舎として建設された建物(再利用された建物の場合は元の建物種別を維持する)- 建物には適切なタグを追加できます。たとえば
leisure=swimming_pool。 entrace=*や該当する場合にはbarrier=gateを、道路などのアクセス経路が学校敷地に入る地点に追加することを考慮してください。建物の入口は、建物の輪郭上のノードとして以下のうち1つでマッピングできます:leisure=pitchを個々の運動場に使います。競技種目を特定できる場合にはsport=*を、またsurface=grass/asphalt/...を追加することができます。leisure=sports_hallを屋内の運動施設に使うことができ、とくにその目的で建設されたものであればbuilding=sports_hallをタグ付けします。landuse=grassを運動場やその他の目的のための芝生に用いることができます。leisure=schoolyardは学校内の遊べるが遊具のない広場(校庭)です。典型的には、特に都市部では、コンクリートやアスファルトで舗装されています。アメリカ英語では"blacktop"と呼ばれることが多いです。またplayground=hopscotch/map/four_square/...などのエリアにマイクロマッピングされることも多いです。leisure=playgroundは小学校の敷地でplayground=structure/swing/...などの遊具がある場所です。
国別のルール
学校制度は世界中で様々に異なっているため、国別のタグ付け方法ができています。 地域の情報については以下のwikiページを参照してください。
| 国・地域 | ページ |
|---|---|
| フランス | FR:Tag:amenity=school#Règles spécifiques à la France |
| マリ | school:ML=* and school:ML:academie=*
|
判別
amenity=に該当しない施設の例:
amenity=college– 継続教育の機関(専門学校など、職業教育が行われる機関)。アメリカ英語の"college"(学部や単科大学を意味する)とは異なります。amenity=university– 高等教育の機関amenity=kindergarten– 幼稚園などの就学前教育機関amenity=training– 訓練を受ける施設。自動車教習所やダンススクールなど。– 非推奨。amenity=preschoolamenity=kindergartenかamenity=childcareを使ってください。- 専門の学校:
amenity=dancing_school–leisure=dancedance:teaching=yesも参照amenity=driving_school– 自動車教習所amenity=traffic_park– 青少年のための交通規則の学校amenity=flight_school– 提案中。飛行機操縦の訓練所。amenity=collegeも参照amenity=language_school– 外国語を学習する教育機関amenity=music_school– 音楽学校amenity=prep_school– standardized test preparation school, other than a British preparatory school (which nominally prepares for the w:Common Entrance Examination), or an American college-preparatory school (for which, useamenity=).amenity=ski_school
レンダリング
関連項目
school=*
タグ付け間違いの可能性
脚注
- ↑ For example, this school occupies multiple classrooms scattered about a campus shared with other schools. Each classroom is mapped as a point because the exact indoor layout of each building is unknown. Since a valid multipolygon cannot include a point as a member, a site relation is the next best representation of this school. A
point allows the school to be represented as a simple point, since few if any data consumers understand site relations.
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